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弁護士は、従来の制度では、司法試験に合格して司法研修所において実務家の指導の下で1年半の研修を受け、修習の終了時に行われる考試に合格するというものでしたが、新制度では、まず法科大学院で法曹としての教育を受け、大学院を修了した後に、新司法試験を受験することになっています。そして、その合格者が司法研修所において修習をして、その終了時に行われる考試に合格するという方式となっています。

この司法制度改革は、法学教育、司法試験、そして司法修習を連携させたプロセスを整備するという考えに基づいているものです。弁護人の最も重要な役割は、冤罪を未然に防ぐことです。冤罪は、無実の市民の自由を奪い去り、その家族の生活を破壊する最悪の悲劇です。冤罪の多くは、捜査機関が犯人だと決めつけて、発表された情報に基づいて、多くの人がその人を犯人だと決めつけてしまう状況で発生します。

だからこそ、多くの人が被告人が犯罪を行ったと思い込んでいる状況でも、無罪の可能性を追求する弁護人の役割が必要となるわけです。相談者は、どうしても自分では解決できない悩みを持って弁護士を頼って相談に行くわけですから、話したいことはたくさんあることでしょう。ですが、それを感情のなすがままに話しますと、事の内容を相手に上手く伝えることができなくなりますから、メモを作っておくのが良いと思います。法律によって、医師は診療義務が課されていますが、弁護士には受任義務はありません。

しかしながら、国家から免許を与えられている弁護士がこのような姿勢でいることは、果たして良いことでしょうか。会社に顧問弁護士がいることのメリットには、次のようなものがあります。まず、すぐに相談できることです。電話で予約を入れて、双方のスケジュールを調整してから会うという手続きは要りません。契約を結びますとメールでも電話でもFAXでも、直接弁護士と連絡をとることが可能です。また、損害を最小限に食い止められます。例えば、取引先が倒産した場合、何をしたら良いかといったアドバイスを迅速にしてもらえますから、保全するものがあるうちに保全するなどの処置が取れます。